【南九州市】 大晦日に知覧特効平和会館へ

2017年12月31日

鹿児島の薩摩半島にある知覧は「お茶」と「特攻隊」のイメージですね
私たち、知覧は初めて訪れるので、
やはりこの2つは最初におさえときたいです

車窓が茶畑

平和会館へ向かう途中の道がすばらしい景色でした
茶畑と開聞岳がセットで見られるなんて
停車して眺めてしまいました
福岡の八女茶では山の斜面に茶畑があったので
こんなに広々と平地で茶畑があるとは、驚きです
さすが生産量九州一ですね

平和会館は公園内にある

知覧平和公園のなかにありました
草スキー場まであるんですね
まずは知覧特効平和会館を目指します

会館の前に零戦と平和観音

戦闘機で映画に使われたものや、他県から持ってきたものなどが外に展示してありました
T-3機と書いてありましたが、このデザインは初めて知りました
これは戦争時の映画なんかでよくみるので、私でも知っている機体です
実際は零戦以外でもいろんな機体があったんですね
知らなかったです
会館の前に平和観音堂にお参りです
今の日本の平和、ありがたく感謝です

いよいよ特攻平和会館

秋田犬を散歩させている方がいました
大きくてカッコカワイイです♪
展示室の中は撮影禁止なのですが、この機体だけはよさそうだったので一枚
不時着水したのを引き上げた機体で、胴体でちぎれています
パイロットはどうなったんでしょうね・・・
これから先は展示室で、特攻隊の隊員の顔写真や家族に宛てた手紙がたくさんありました

たくさんありすぎて、一部しか目を通せなかったのですが
違和感を感じるほどの立派な覚悟と文章でした

怖いとか逃げたいなんて言葉は全くありません

いろいろ見て、いろいろ考えてみましたが
戦争を知らない私には薄っぺらな想像しかできません
特攻隊員の方の深い胸の内は今やきっと誰にも想像できないでしょうね

しかし、この平和会館はこれでいいんでしょうか?
特攻隊員の遺品や手紙を大量に展示して、知覧特攻隊を紹介して、それだけでいいんでしょうか?
特攻隊は正規空母を一つも撃沈できなかった、戦果のうすい作戦だったことを
きちんと伝えるべきです

特攻隊員は「国のために命をかけて戦った勇気ある若者」、「死を覚悟しても飛んだかわいそうな若者」そんな印象づけていいんでしょうか?
狂った作戦に死を強制された犠牲者だという側面を伝えなくていいんでしょうか?
上層部は本当は戦果が薄いと知っていたのに、若者に命令を出し続けたという事実をどうして伝えないのでしょうね・・・
今までは戦争を知っていた世代がいたから、暗黙の了解があったのかもしれないけれど
これからは戦争をしらない世代なのに、これでいいのですかね?

そんなことを考えてもやもやする気持ちでこの会館をでました

平和を願って鐘をつく

どんなことを思っても、平和がありがたいことに変わりはありません
これからの平和を祈りつつ
ごお~~~~~ん
続きますように

知覧茶が飲みたい

会館の入り口付近に知覧茶が売っていましたが、今飲めるものはない~
外に出たら駐車場にカフェがあって、知覧茶のラテが売っていました
寒い今、まさに求めていたものですよ!
一口飲んで・・・
ぐはっ!ミルクくさい!!!
ミルク嫌いの私にはかなりのダメージがありましたが
ミルク好きの旦那さんはホカホカした、いい顔で飲んでしました
残念ですが、私の知覧茶は次回に持ち越します(ToT)